先日実施された愛玩動物飼養管理士の試験を受け、無事に2級を取得出来ました。
今後取得を考えている人や勉強中の人向けに、これまでの私の勉強方法と難易度などを紹介するので、参考にしてみてください!
どんな資格?愛玩動物飼養管理士については、こちら。↷

まとめ
- 愛玩動物飼養管理士の資格取得は、約10ヶ月前から2~3ヶ月ごとにアクションが必要
- 教材は全てに目を通し、スクーリング資料は網羅的に覚える
- 課題は当日の試験内容と同じではないため、苦手分野や傾向を掴むために利用する
- 当日の試験は、幅広い分野から出題され、愛玩動物学は特に重要
- 合格率は、例年80%程度で、しっかりと勉強していれば合格することが出来る
- 教材や資料ではサラッと書いてあることも出題される傾向にある
資格取得までの流れ
資格取得までの流れは、以下です。
届いた資料の中に振込用紙・願書・返信用封筒が入っているので、願書を出し、試験費用を振り込みます。
教材・スクーリング資料・課題が届くため、教材を使って各自勉強します。
期限内に、オンラインでスクーリングを受講します(2級は9科目)。
期限内に課題を提出します。
試験本番と同じマークシート方式ですが、内容は本番と異なります。
先に提出した課題の採点結果と、当日の受験票が届きます。
採点結果を基に、さらに勉強します。
指定の会場で試験を受けます。
試験は、60問75分、マークシート方式です。(受ける年によって変わる可能性があります)
マイページ上で、合否が発表されます。
合格者のうち、希望者は合格証明書の申し込みが出来ます。
以上が、おおまかな試験全体の流れです。
項目が多いように見えますが、アクションが必要なのは2~3ヶ月に1回程度です。
スクーリングや課題は必須なので、期限内にしっかりと受講・提出しましょう。これらが未提出の場合は当日の試験を受けることが出来なくなります。
2~3ヶ月ごとにアクションが必要なので、教材はそれまでに読んでおくと先の学習がスムーズです。

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勉強方法
以下で、私が行った具体的な学習方法を紹介します。
色々な学習方法があると思いますが、私は繰り返し勉強することで頭に入るタイプなので、試験前2ヶ月は1日30分でも時間を作って毎日勉強するようにしていました。

みんなどうやって勉強してるの?



私の勉強法を紹介します!
教材をしっかり読む
まずは、教材が届いたらしっかりと読んでおきましょう。必ず、すべてに目を通すことが大切です。
教材は、300ページの物が2巻と飼育に関する別冊が1冊です。
一通り読むだけでもなかなか時間がかかりますが、協会設立の事から法律関係・動物の飼養方法など広い範囲を体系的に学ぶことが出来ます。
当日試験でも、満遍なく様々な分野から出題されていたので、山を貼るのはおすすめしません。
著作権の関係で教材は載せられませんが、公式サイトに少しだけ記載があったので、そちらを載せておきます。
普段勉強をしない私からすると結構分厚く感じ、1冊読むのに1ヶ月程度かかりました…





教材は、すべてに目を通しましょう!
スクーリング内容を覚える


期限内にスクーリングをすべて受講したら、その内容も覚えます。
スクーリング資料は特に重要で、当日の試験に出る内容が多いです。
また、スクーリング中に「覚えておきましょう」と言われた項目は必須です。
特に、赤文字部分や目立っていない補足説明のような箇所も出題されるため、スクーリング資料は網羅的に覚えましょう。
私は1回聞くだけでは覚えられないので、何回も繰り返し読んだり、ノートに書き写して覚えるようにしていました。



スクーリング資料は網羅的に覚えましょう!
課題結果を基に苦手分野を勉強する
課題の結果が帰ってきたら、これを基に苦手分野や間違っていた問題を復習します。
当日の試験と全く同じ問題はないですが、覚えておいて損はないです。
間違っていた問題そのものと、その部分の教材を見直すと良いです。
間違っていた問題でも、再度よく読めば理解できるような問題から、何度も間違ってしまうような問題もあると思います。
そういった、自分の苦手な分野や傾向を掴んで、苦手な部分は見直しましょう。
また、時間を測っておくことも大切です。試験は60問75分(年によって変更がある可能性があります)マークシート方式で行われるので、時間内に終えられるように時間配分も考慮してください。





苦手分野や自分の傾向を掴みましょう!
課題からの傾向
課題の分野と問題数から、分野ごとの割合を調べてみました。


まず全体から、幅広い分野から出題されていることが分かります。
そして、「愛玩動物学」からの出題が圧倒的に多く、次いで「動物愛護・適正飼養関連法規」からの出題が多いです。
課題は当日の試験と同じではないので、山を貼ることはおすすめしませんが、どういった問題が多く出題されるのかという傾向を掴むための参考にしてください。


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難易度
公式サイトにも記載がある通り、合格率は例年80%程度です。
私的には、合格率は高いなという印象で、きちんと勉強していれば合格できる範囲かなと感じます。
合格率が80%という事で、体感的に正答率が60~70%あれば受かるんじゃないかなと感じています。あくまで個人的な体感ですが。



きちんと勉強をすれば、受かる難易度です!
試験の合否について
試験結果は、合否のみ公開され、合格ラインや採点結果等は一切公開されていません。
そのため、全体の80%が受かるように合格ラインを決めている可能性もありますし、合格人数も分かりません。
試験内容についての所感


実際に試験を受けてみて、60問で75分なので問題なく時間内に解き終わり、2周出来るほど時間には余裕がありました。
直前にスクーリング資料を読んでいたのですが、あまり気にしていなかった部分(特に目立つようには書いていなかった部分)が出題されていて、答えを間違ってしまったのがとても悔やまれます。試験後に確認したらちゃんと資料に書いてありました…
また、全体的にそんなの書いてあったっけ?というような問題が散見され、若干困惑しましたが、教材や資料を読み返すと注釈やサラッと書いている部分が出題されている傾向があるように感じました。
ですが、マークシート方式で、計算問題なども無いので、きちんと勉強していれば合格できる範囲内だと思います。
逆に言うと、知っているか知らないか、覚えているかいないかの話になるので、普段動物と接する人でも、勉強していないと合格は難しいと感じました。
何回も言っていますが、課題と当日の試験内容は同じではないので、教材や資料を使って勉強することをおすすめします。



課題試験は出題分野の傾向や、苦手分野の把握に使いましょう。
まとめ
- 愛玩動物飼養管理士の資格取得は、約10ヶ月前から2~3ヶ月ごとにアクションが必要
- 教材は全てに目を通し、スクーリング資料は網羅的に覚える
- 課題は当日の試験内容と同じではないため、苦手分野や傾向を掴むために利用する
- 当日の試験は、幅広い分野から出題され、愛玩動物学は特に重要
- 合格率は、例年80%程度で、しっかりと勉強していれば合格することが出来る
- 教材や資料ではサラッと書いてあることも出題される傾向にある
愛玩動物飼養管理士の資格取得には、スクーリングや課題の提出が必須なので、必ず期限内に終えるようにしましょう。
また、教材は全てに目を通し、スクーリング資料は網羅的に覚える必要があります。
課題を使って、分野ごとにその割合を出してみましたが、山を貼るのはおすすめしませんので、しっかりと全分野を勉強するようにしましょう。
課題は、当日の試験内容と同じではないため、苦手分野や傾向を掴むために利用すると良いです。
資格試験自体は、合格率が80%程度と高いので、しっかりと勉強していれば合格できると思います。
実際に試験を受けてみて、教材やスクーリング資料の注釈やサラッと書いてある部分が多く出題される傾向にあると感じました。
これから愛玩動物飼養管理士2級の試験を受けようと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。また、何か質問があれば、気軽にコメントください!


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