猫を飼っている人の中には、動物好きで他の動物も飼いたいと考えている人もいると思います。
結論から言うと、動物の習性を理解し、対面のさせ方を工夫すれば同居も可能ですが、先住動物の性格にもよるため慎重に行わなければいけません。
猫を飼っていて、他の動物も飼いたい人向けに、猫は他の動物と同居できるのか?について紹介します。
猫の柄を決める遺伝子については、こちら。↷
まとめ
- 猫と他の動物の多頭飼いが出来るかどうかは、先住動物の性格による
- 動物種の習性を理解して、性格や年齢を考慮することも大切
- 初対面は慎重に行う
- ウサギやインコなどの小動物にとって猫は捕食者なので、ストレスになることもある
猫と他の動物の多頭飼いは出来る?
SNSなどでは、猫が犬やウサギ・インコなど他の動物と同居している様子を見ることが出来ます。
複数の動物種を一緒に飼うことはできますが、先住動物の性格が大きく影響するので、簡単にいつでも飼い始められるとは限りません。
注意する事
以下で、猫と他の動物を一緒に飼う時の注意点を紹介します。
それぞれの動物の習性をよく理解する
まず、大前提として動物にはそれぞれの習性があることを理解することが大切です。
これは、動物としての習性のため、教えたりしつけをすることで行動が変化するものではありません。
また、一般的に子猫は運動量が多く活発で、歳を重ねるごとに行動が落ち着いてくる事が多いです。
動物種や性格・年齢も他の動物と一緒に暮らせるかどうかに大きく影響することを覚えておきましょう。
初対面は慎重に
以前の記事でも紹介しましたが、猫同士でも初対面は慎重に行わなければいけません。
先に猫を飼っていて後から子犬を迎えた場合、子犬は好奇心旺盛なためすぐに猫に近寄ります。
しかし、それが猫の気分を害することも多いため、猫が逃げた際には無理に近づけないことも大切です。
反対に、元々犬を飼っていて後から子猫を迎える場合も、子猫は犬に懐くことが多いです。
しかし、犬は猫と違って高い所に逃げることが出来ないので、犬が嫌がっている様子であれば飼い主が間に入って引き離しましょう。
先住猫との対面のさせ方は、こちら。↷
猫は小鳥やウサギにとって捕食者
猫は、インコやウサギなどの小動物にとっては、捕食者です。
そのため、同じ空間にいると小鳥やウサギはストレスを感じることもあります。
猫が小さい頃から飼っていれば、インコは狩りの対象にならない事もありますが、いつ「狩りたい」という欲求が出るか分からず、猫が遊びのつもりで攻撃してしまうかもしれません。
対面させるときは、飼い主の目が届く範囲内でケージ越しに行うのが安全です。
同じ空間で放し飼いにするのは、おすすめできません。
まとめ
- 猫と他の動物の多頭飼いが出来るかどうかは、先住動物の性格による
- 動物種の習性を理解して、性格や年齢を考慮することも大切
- 初対面は慎重に行う
- ウサギやインコなどの小動物にとって猫は捕食者なので、ストレスになることもある
猫と他の動物を多頭飼いすることは出来ますが、動物の習性や性格・年齢を理解しておくことがとても大切です。
また、初対面は慎重に行い、猫と小動物はケージ越しのほうが安全です。
猫は、ウサギやインコなどの小動物にとって捕食者なので同じ空間に居るだけでも、小動物にとってはストレスになる事もあります。
猫と他の動物を同居させる場合は、そういったことを理解して、対応することが重要です。
猫や他の動物の習性や性格・年齢をよく理解して、猫も他の動物も快適に暮らせると良いですね!
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