飼い猫がうんちを埋めないことって、よくありますよね?
飼い主としては、埋めて隠してほしいところですが、なぜ埋めないのでしょうか?
猫には猫なりの理由があるので、うんちを埋めて隠さない理由を紹介します。
猫のトイレ環境については、こちら。↷
まとめ
- 猫がうんちを隠さないのは、マーキングやトイレが気に入らないサイン
- 水分を無駄にしないために、猫のうんちはカラカラに乾燥している
- 猫は肉食のため、うんちがとても臭い
- うんちは1日1~2回が理想的
猫がうんちを埋めない理由
猫がうんちを埋めて隠さない理由を、2点紹介します。
マーキング
1つ目の理由は、マーキングです。
猫は、自分の存在を主張するために、わざと隠さずにうんちを残しているのです。
特にボス猫は隠さない事が多く、飼い猫の場合は「オレは飼い主より強い!」と思っているのかもしれません。
トイレが気に入らない
もう1つの理由は、トイレが気に入らないからです。
トイレ容器の縁をかきかきして、うんちを埋めない場合はトイレが気に入らないサインかもしれません。
トイレ砂の種類や、トイレの大きさが気に入らなかったり、他の排せつ物があって嫌だと思っている可能性があります。
飼い猫がいつもうんちを埋めないようであれば、粗相に繋がる前に、トイレ環境を見直してみてください。
猫のうんちはカラカラ
猫のうんちは、掴んでも汚れが付かないほどカラカラです。
猫の体は水分をなるべく排出しない作りをしており、うんちは大腸で多くの水分を吸収されてから出てくるので、乾燥気味なのです。
これは、猫は元々砂漠のような乾燥地帯に住んでいたことから、水分が貴重だったので水分を無駄にしないためです。
そのため、水のようなうんちでなくとも、汚れが付くようなうんちは猫にとっては軟便です。
なぜ猫のうんちは臭い?
猫は、肉食のためうんちがとても臭いです。
人間も焼き肉を食べた後はうんちが臭くなるように、悪臭の原因はたんぱく質です。
猫はたんぱく質中心の生活のため、いつもうんちが臭いのです。
猫のうんちが臭いのは健康の証と思って、喜んだ方がいいのかもしれません。笑
理想的なうんちの回数
猫の理想的なうんちの回数は、1日1~2回です。
2日以上うんちが出ていない場合や、頻度が高すぎる場合は、病気が隠れていることもあるので、一度動物病院で診てもらうことをおすすめします。
まとめ
- 猫がうんちを隠さないのは、マーキングやトイレが気に入らないサイン
- 水分を無駄にしないために、猫のうんちはカラカラに乾燥している
- 猫は肉食のため、うんちがとても臭い
- うんちは1日1~2回が理想的
猫がうんちを埋めて隠さないのはマーキングのためや、トイレが気に入らないサインです。
もしも、飼い猫がいつもうんちを埋めないようであれば、トイレ環境を見直してみてください。
また、猫のうんちはカラカラに乾いている状態が正常であり、汚れが付くようなうんちは猫にとっては軟便です。
猫のうんちについて知って、猫も人も快適に暮らせると良いですね!
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