猫飼いのみなさんは、飼っている猫が寝ている時にピクピク動いたり寝言を言っているのを聞いたことがある人も多いと思います。
そんな時、猫も夢を見るのかな?と不思議に思いますよね。
結論としては、猫も夢を見るのですが、その仕組みと共に猫の睡眠について紹介します。
猫の睡眠時間については、こちら。↷
まとめ
- 睡眠とは、視覚や聴覚の感覚情報が脳に認識されなくなり、尚且つ覚醒可能な状態のこと
- 猫はレム睡眠のときに夢を見ていると考えられる
- 寝ている時に眼球が動いたり、指先やしっぽ・体がピクピクと動くことがある
- 猫の睡眠時間は12時間以上で、子猫や高齢猫は20時間近く眠ることもある
睡眠とは?
Wikipediaによると、睡眠とは以下のように定義されています。
睡眠とは、眠ること。
「脳の意識レベルが低下して、視覚や聴覚などの感覚情報が脳に認識されなくなった状態」を指す。
日本睡眠学会などでは、「対象を哺乳類に限定すれば、人間や動物の内部的な必要から発生する意識水準の一時的な低下現象、これに加えて、必ず覚醒可能なこと」と定義している。
Wikipedia
睡眠とは、視覚や聴覚の感覚情報が脳に認識されなくなり、尚且つ覚醒可能な状態のことを言います。
人はもちろん、猫も睡眠をとります。
猫も夢を見る?
睡眠には、レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)があり、睡眠中はそれらを交互に繰り返しています。
レム睡眠の時には脳が活発に動いており、人間はよく夢を見ますが、猫も同じく夢を見ていると言われています。
実際に研究で証明されたわけではありませんが、寝ている時に眼球が動いたり、体がピクピク動いたりしている猫が多いことからも間違いなく夢を見ているのだろうと考えられています。
睡眠中の猫の行動
以下で、睡眠中の猫の行動を紹介します。
目
レム睡眠のレムとは、眼球が速く動くという意味です。
猫が半目を開けて寝ている時は、眼球の動きが分かりやすく、素早く動いている様子が見られます。
寝言
また、寝言を言う猫も多いです。
ひげがピクピクと動いていたり、口をくちゃくちゃと動かしている事もあります。
下の動画は、子猫が寝ている時に撮ったものですが、お乳を飲んでいるようなしぐさをしていますね。
この時はすでに離乳しており、母猫と離れて暮らしていましたが、夢を見ていたのかもしれませんね。
足
指先をピクピクと動かしたり、爪を出したりする猫もいるようです。
痙攣と勘違いされやすいですが、寝ているだけなので心配いりません。
猫の睡眠時間
猫の睡眠時間は、1日に12時間以上と言われています。
子猫や高齢猫は、20時間近く眠ることもあります。
1回の睡眠で12時間眠るのではなく、寝たり起きたりを平均14回も繰り返しながら睡眠をとっています。
猫がこれほどたくさんの睡眠をとるのは、完全肉食動物だからです。
1回の狩りにそれほど時間がかからず、狩りをしている時以外は、基本的に寝て体力を温存しておくのです。
まとめ
- 睡眠とは、視覚や聴覚の感覚情報が脳に認識されなくなり、尚且つ覚醒可能な状態のこと
- 猫はレム睡眠のときに夢を見ていると考えられる
- 寝ている時に眼球が動いたり、指先やしっぽ・体がピクピクと動くことがある
- 猫の睡眠時間は12時間以上で、子猫や高齢猫は20時間近く眠ることもある
そもそも睡眠とは、視覚や聴覚の感覚情報が脳に認識されなくなり、尚且つ覚醒可能な状態のことを言います。
睡眠中は、レム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返しており、レム睡眠中に夢を見ると言われています。
寝ている猫の眼球が動いたり、指先やしっぽ・体がピクピクと動くことがあるため、猫も夢を見ていると考えられています。
猫が急にピクピクと動きだしたらびっくりするかもしれませんが、痙攣しているわけではないので心配いりません。
猫の睡眠について知って、猫も人も快適に暮らせると良いですね!
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