新たに迎えた子猫が先住猫をしつこく追いかけまわしたり、ちょっかいを掛けたりするのはよくあることだとは思います。
しかし、先住猫の性格によっては、そういった行為がとてもストレスになる場合があります。
新たに迎えた子猫が先住猫をしつこく追いかける時の対処法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
先住猫との対面のさせ方については、こちら。↷
まとめ
- 先住猫とは、先に住んでいた猫の事
- 子猫が近くに来ても逃げずに、一緒に寝たり毛づくろいをしてあげていれば受け入れているサイン
- 子猫が近づいた時に、先住猫が逃げる・固まる・攻撃するようであればストレスを感じているサイン
- 子猫と先住猫の折り合いが悪い場合は、生活空間を分けたり、去勢も検討する
先住猫とは?
先住猫とは先に住んでいた猫のことを言います。
今回は、先住猫が年上で、8歳くらいの想定で対処の仕方を紹介します。
先住猫の対応を確認する
新たに迎えた子猫が先住猫を追いかけまわしたり、ちょっかいをかけている場合は、まずは先住猫の対応を確認してみてください。
受け入れているサイン
以下の行動が見られれば、子猫を受け入れているサインです。
- 近くにいても逃げない
- 一緒に寝る(近くで寝る)
- グルーミング(毛づくろい)をする
先住猫の対応が以上の様であれば、子猫を受け入れていると言えます。
近くに来ても逃げずに、一緒に寝たり毛づくろいをしてあげていれば、先住猫は実際はそこまでストレスに感じていないでしょう。
ただし、何かの拍子に喧嘩になる可能性もあるため猫同士の関係を良く見てあげる必要があります。
拒絶のサイン
逆に、以下のような行動が見られれば、先住猫が子猫に対してストレスを感じているサインです。
- 子猫が来たら逃げる
- じっと固まる
- 子猫に攻撃する
子猫が近寄ってきた時に、逃げる・固まる・攻撃するのような行動が見られれば、先住猫は子猫を受け入れておらず、ストレスを感じている可能性が高いです。
子猫は好奇心旺盛で構って欲しがりなので、気にせず突進していれば喧嘩になってしまうので注意が必要です。
注意点
先住猫は、相手が子猫だからと多めに見ている可能性もあります。
人間と同じで、勢いよく接してきたり、構ってきても子猫相手だと仕方ないと考えているのです。
そのため、子猫が成長し、子猫でなくなると先住猫との相性が悪くなる可能性が出てきます。
特に先住猫が高齢になってくると、体力が落ちたり寝ている事が多くなってきます。
そんな時に、若い猫から執拗に構われると、先住猫はストレスに感じます。
飼い主は、そういった変化にも注意しながら、猫達の関係性を注意して観察してみてください。
合わない場合の対処法
以下で、先住猫と新入り猫が合わない場合の対処法を紹介します。
どうしても折り合いが悪いようであれば、試してみてください。
生活スペースを分ける
生活スペースを分ければ、対面することが無いので喧嘩にもなりません。
1階と2階で分けたり、部屋を分けると良いです。
去勢を行う
もう1つは、去勢手術を行うことです。
オス同士であれば、テリトリー争いからのトラブルも多いです。
そのため、去勢しておけばそういった争いを避けることが出来ます。
まとめ
- 先住猫とは、先に住んでいた猫の事
- 子猫が近くに来ても逃げずに、一緒に寝たり毛づくろいをしてあげていれば受け入れているサイン
- 子猫が近づいた時に、先住猫が逃げる・固まる・攻撃するようであればストレスを感じているサイン
- 子猫と先住猫の折り合いが悪い場合は、生活空間を分けたり、去勢も検討する
新たに子猫を迎えた時には、以上で挙げたサインを見逃さないように先住猫の様子を観察してみてください。
最初は問題なくても、子猫が成長して先住猫が高齢になれば、また状況は変わってきます。
どうしても折り合いが悪い場合は、生活空間を分けたり去勢も検討してみてください。
新入り猫と先住猫が仲良く過ごして、猫も人も快適に暮らせると良いですね!
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