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猫は柄によって性格が決まる?猫の柄について紹介します!

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猫好きさんには、それぞれ好きな猫の毛色や柄があると思います。

また、キジトラは野性的、黒猫や茶トラはおっとり系など、柄と性格は関係しているという話を聞いたことがあるかもしれません。

そんな人向けに、猫の柄と性格の関係について紹介します!

猫からの愛情表現については、こちら。↷

目次

まとめ

  • 猫には色々な柄があるが、祖先のリビアヤマネコはキジトラのみ
  • 柄は遺伝子によって決まるが、クローンのように全く同じ遺伝子でも柄が異なる事がある
  • キジトラ以外の白黒や茶トラなどは、自然界では目立ちすぎて生き残れなかった
  • リビアヤマネコが家畜化されたことで、人の飼育下で生き残りやすくなり柄のバリエーションが増えた
  • 正確には分かっていないが、猫の柄と性格はある程度の関係がありそう

猫の柄って?

写真のように、猫はさまざまな毛色や柄が存在します。

左の猫はキジ白、右の猫は白黒と呼ばれる柄です。

猫の柄は、遺伝子によって決まりますが、その決定方法はとても複雑です。

母猫のお腹の中の環境によっても現れる柄が変化するため、クローンのように遺伝子が同じでも柄が異なることがあります。

キジ白猫と白黒猫

元々はキジトラだけ

リビアヤマネコ

下の記事で紹介した通り、現在の猫(イエネコ)の祖先はリビアヤマネコという野生のヤマネコです。

リビアヤマネコはキジトラの柄しか存在しません。

猫の一般的な柄である、白黒や茶トラなどは自然界では目立ちすぎるため自然淘汰され、受け継がれていかなかったと考えられています。

また、柄のバリエーションだけでなく、リビアヤマネコには長毛や巻き毛もいません。

突然変異で生まれた長毛や巻き毛も、自然界ではうまく生きていくことが出来ず、子孫を残せなかったのです。

家畜化によって柄の種類が出来た

現在の猫には、キジトラ以外にも、白黒や茶トラ・三毛などさまざまな柄が存在します。

これは、リビアヤマネコが家畜化されていく過程で、いままでは自然淘汰されていた柄の猫も生き残る事が出来るようになったためです。

自然界では目立ちすぎてうまく生き残ることが出来なかった柄の猫も、人の飼育下では逆に珍しがられ大切に飼育されるようになり、子孫を残すことが可能になったのです。

柄によって性格が決まる?

柄と猫の性格に関しては、今でもよく分かっていない部分が多いのですが、みなさんが薄々感じているように何らかの関係があると考えられています。

毛色を作るメラニンは、神経伝達物質であるドーパミンと同じルートで作られるため、メラニンの量が猫の感情や行動に影響を与えても不思議ではないのです。

キジトラはリビアヤマネコから受け継いだ柄なので野性的、白黒は家畜化された動物によく見られる柄で攻撃性が低い、白猫は難聴になる確率が高いので臆病で神経質な猫が多いなど、柄によって性格の傾向があるのかもしれません。

ただし、あくまでも傾向であり、キジトラでも大人しく攻撃性の低い猫や、白猫でも活発で人懐っこい性格の猫もいます。

まとめ

  • 猫には色々な柄があるが、祖先のリビアヤマネコはキジトラのみ
  • 柄は遺伝子によって決まるが、クローンのように全く同じ遺伝子でも柄が異なる事がある
  • キジトラ以外の白黒や茶トラなどは、自然界では目立ちすぎて生き残れなかった
  • リビアヤマネコが家畜化されたことで、人の飼育下で生き残りやすくなり柄のバリエーションが増えた
  • 正確には分かっていないが、猫の柄と性格はある程度の関係がありそう

猫の柄は遺伝子によって決まりますが、その決定方法はとても複雑です。

クローンのように全く同じ遺伝子でも、母猫のお腹の中の環境にも左右されるため、異なる柄が生まれる事もあります。

自然下ではうまく生き残ってこれなかったキジトラ以外の柄は、人間の飼育下では逆に珍しがられて大切され、繁殖できたため、家畜化によって柄のバリエーションが増えました。

また、柄を作るメラニンとドーパミンは同じルートで作られるため、柄と猫の性格には一定の傾向が見られるだろうと言われています。

猫の柄について知って、猫も人も快適に暮らせると良いですね!

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