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猫は液体?なぜあんなに体が柔らかいの?猫の体について紹介します!

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みなさんは、猫は液体と言われている事を知っていますか?

普通にみれば明らかに固体ですが、猫はとても柔軟性があり、液体のような動きも出来ます。

猫初心者さん向けに、猫が液体と言われる理由と、猫が液体化する様子を見ることが出来る商品を紹介します!

マタタビについては、こちら。↷

目次

まとめ

  • 猫は容器に沿って体の形を変えられるため、その柔軟性を液体と例えられる
  • 猫の胸椎や腰椎は人間よりも多いため、柔軟な動きが出来る
  • 関節の間を2倍に伸ばすこともできるため、体長が1.3倍にも伸びる
  • 猫の体の柔軟性を見ることが出来る、金魚鉢やキャットタワーがある
  • 猫は液体であるという主張の論文があり、2017年にイグノーベル賞を受賞している

猫は液体?

写真のように、猫が透明のボールにピッタリと入っている姿を液体化と呼んでいます。

これは、猫の高い柔軟性を液体に例えたものです。

猫を抱っこしたことのある人は分かると思いますが、猫は持ち上げようとすると伸びますよね。

犬は立った状態のまま持ち上げることが出来ますが、猫はだらんと体が伸び、まるで液体のような動きをします。

人間や犬には、出来ない動きでなんとも不思議ですよね。

透明のボールに入っている猫

体が柔らかいのはなぜ?

以下で、猫の体がとても柔らかい理由を紹介します。

背骨の数が多い

人間は背中の骨(胸椎)が12個に対して、猫は13個です。

そのため、背中を大きく丸めたり反らせたりすることができ、可動域は人間よりはるかに大きいです。

また、速く走る時には、背中を弓のように大きく反らせて歩幅を広くします。

腰骨の数が多い

人間の腰の骨(腰椎)が5個に対して、猫は7個です。

そのため、人間よりも腰の可動域も大きいです。

関節の間が伸びる

関節の間を2倍に伸ばすことができ、その結果体を縮めた時と伸ばした時では、体長が1.3倍も変化します。

骨格を包む皮膚も柔らかく、良く伸びます。

また、皮膚と筋肉のつながりが弱いため、柔軟に体を動かすことが出来ます。

商品紹介

以下で、猫が液体になる姿を見ることが出来る商品を紹介します。

金魚鉢は、猫用の大きなサイズで、猫がにゅるんと収まる様子を見ることが出来ます。


透明のボウル付きキャットタワーは、猫がボウルに入って液体化しているのを見ることが出来ます。

透明のボウルを怖がる猫には、最初は布などを入れて慣らすと良いです。ボウルに慣れれば、下が見えていても入ってくれることが多いです。

その他

猫は固体かつ液体であるという内容の論文があり、2017年に物理学のイグノーベル賞を受賞しています。

「猫の流動学」という論文で、著者はフランスの物理学者です。

この論文には、猫は、体積を変えずに容器に合わせて形を変えるため液体の性質を持っていると書かれています。

いつもは、れっきとした固体の猫が、ボウルにするりと入っていく様子を見れば、液体と言われるのも納得ですよね。

まとめ

  • 猫は容器に沿って体の形を変えられるため、その柔軟性を液体と例えられる
  • 猫の胸椎や腰椎は人間よりも多いため、柔軟な動きが出来る
  • 関節の間を2倍に伸ばすこともできるため、体長が1.3倍にも伸びる
  • 猫の体の柔軟性を見ることが出来る、金魚鉢やキャットタワーがある
  • 猫は液体であるという主張の論文があり、2017年にイグノーベル賞を受賞している

猫の体が柔らかいのは、猫を飼っている人には良く知られた事実です。

猫をそのまま持ち上げると、まるで液体のようにするりと落ちそうになりますよね。

この猫の高い柔軟性は、背骨や腰の骨の数が多く、関節が伸びることで実現しています。

猫は狩りをするために素早く走る必要があり、そのためには体の柔軟性が必要だったのかもしれませんね。

猫の体の仕組みを正しく知って、猫も人も快適に暮らせると良いですね!

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