猫初心者の人は、猫にとっての理想の部屋について知っていますか？
猫は、犬とは違い上下の運動をするので、ただ広いだけでは物足りなくなってしまいます。
猫初心者さん向けに、猫にとっての理想の部屋について紹介するので、ぜひ部屋作りの参考にしてください。
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まとめ
- 猫は広さよりも上下の運動が大事
- 高い所に登れるようにキャットタワーや隠れるための狭い場所も用意する
- 猫は、ふかふかの猫ベッドや毛布も大好き
- 環境エンリッチメントの考え方を基に飼育環境を整える
猫にとっての理想の部屋
以下で、猫にとっての理想の部屋を紹介します。
広さ
猫は、広さよりも縦の空間が充実している事の方が重要です。
おもちゃ遊びで思いっきり走り回れる空間があれば、運動不足になりづらいため、１匹であればワンルームでも飼育出来ます。
多頭飼育をする場合には、病気になった時などに隔離出来る部屋があるのが望ましいです。
レイアウト
- キャットタワーやキャットウォーク
- 隠れることが出来る場所
- 陽が当たる場所
- 好みの寝床
猫が快適に過ごせるように、以上のものがあると良いです。
猫は高い所が好きなので、キャットタワーやキャットウォークを設置しましょう。高い所を上り下りすることで、運動不足解消にも繋がります。
また、カラーボックスなどを階段状に配置して家具兼キャットステップとするのも良いです。
猫は本来、木の穴などに身を隠して眠ります。そのため、隠れる事の出来る場所、狭い場所を好みます。
また、ふかふかのベッドや毛布など手触りの良いものも好きなので、用意してあげると良いでしょう。
気温
猫が快適な気温は、１８～２６度程度です。
住んでいる地域にもよりますが、夏場や冬場はエアコンなしでは厳しい事も多いです。そのため、電位代は必要経費だと思って、エアコンで快適な気温に保ちましょう。
また、子猫や高齢猫は体調が変化しやすいため特に注意が必要です。
環境エンリッチメント
環境エンリッチメントとは、動物福祉の観点から、その動物が持つ本来の行動が出来るように環境を整えることで、ストレスのない快適な暮らしを目指す考え方です。
本来、木に登ったり木の穴で寝ていた猫は、高い所や狭く身を隠せる場所を好みます。そういった自然下の環境を飼育下の環境でも再現することで、猫は身体的にも精神的にもストレスなく暮らすことが出来ます。
また、こういった環境エンリッチメントの考え方は、動物園や水族館などでも利用されています。
その他
その他にも、猫に危険な観葉植物や花を置かないようにしたり、誤食しやすいヘアゴムやひも状のおもちゃは戸棚などの猫が手の届かない所にしまうなど、危険なものを置かないように工夫が必要です。
また、ジョイントマットは猫が好む素材で、すぐに嚙み切れることから猫が誤食する可能性が高いです。足音を消すために手軽で使いやすいですが、使用しないようにしましょう。
ジョイントマットの代わりには、タイルカーペットがおすすめです。
まとめ
- 猫は広さよりも上下の運動が大事
- 高い所に登れるようにキャットタワーや隠れるための狭い場所も用意する
- 猫は、ふかふかの猫ベッドや毛布も大好き
- 環境エンリッチメントの考え方を基に飼育環境を整える
猫は、犬とは違い、上下の運動がとても大切です。
キャットタワーやキャットウォークを設置して上下運動が出来るようにしたり、狭くて落ち着ける場所を用意することで、猫はストレスなく快適に暮らせるようになります。
また、室温をきちんと管理したり、猫専用のふかふかベッドや毛布を用意してあげると良いでしょう。
猫が本来持つ行動や生態を理解して生活環境を整えて、猫も人も快適に暮らせると良いですね！
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