猫に頭突きやすりすりをされた経験がある人や、猫同士で頭突きやすりすりをしている場面を見たことがある人も多いと思います。
猫に詳しくない人は、どんな意味があるの?と不思議に思いますよね。
そんな人向けに、猫の頭突き・すりすりについて紹介します!
猫がリラックスしているサインは、こちら。↷
まとめ
- 猫の頭突きは額を押し付けて、相手に自分のニオイを付けている
- しっぽを立ててすりすりと近づいていくのは、立場が下の猫が行う
- 頭突き・すりすりには、挨拶や愛情表現の意味がある
- 頭突き・すりすりをされた時は、動かずに受け入れて撫で返すと良い
猫の頭突き・すりすりとは?
猫が足元などに、頭を押し付けてきたり、体をすりすりとこすりつけてくる行動を言います。
猫がよくする行動で、オスメス・子猫成猫関係なく見られます。
猫の額にはニオイを出す臭腺があり、そこを相手に擦り付けることで自分のニオイを付けようとしています。
また、しっぽを立てて自分から近づいて行くのは、立場が下の猫が行う行動です。猫同士では子猫から母猫へ、他の猫からボス猫へのように立場が下の猫から近づき、上の立場の猫は動かず受け入れるのが一般的です。
なぜ頭突き・すりすりをしてくる?
猫が人に頭突きやすりすりをしてくるのには、以下のような理由があります。人に対しても、猫同士でも同じ理由です。
挨拶
1つは、挨拶です。
朝起きた時の「おはよう」や、外出先から帰った時の「おかえり」など、挨拶の意味合いで頭突きをします。
忙しくて時間のない時でも、言葉だけでも良いので返事をしてあげると猫も安心します。
愛情表現
もう1つは、愛情表現です。
挨拶も基本的には好きな人にしかしませんが、もっと好きな人には愛情表現としてすりすりと頭突きをします。
例えば、ご飯の後や遊んだ後にすることが多いです。
頭突きをされたらどうする?
猫が頭突きをしてきたり、すりすりと体を擦り付けてくるときは、動かずに受け入れたり、撫でてあげると良いです。
猫同士では舐め返したりしますが人間は出来ないので、撫でてあげると猫は喜びます。
また、猫の機嫌が良いサインなので構ったり、相手をしてあげると猫からの信頼度向上が狙えます。
猫は気分屋なところがあるので、寝ている時など構って欲しくない時に構うと怒ることがありますが、その反面構って欲しい時に相手をしてあげると猫から好かれやすいです。
注意点
猫が頭突きやすりすりをしてくれないからと言って、無理に距離を詰めてはいけません。
猫には、それぞれ自分のペースがあり慣れるまでの時間、機嫌の良い時間もさまざまです。
早く慣れて、頭突きやすりすりをして欲しいからといって無理に距離を詰めると、逆に嫌われかねないので、あくまでも猫の方から近寄ってきたときに受け入れてあげるようにしましょう。
猫に好かれるためには、猫のペースに合わせて、猫からのアクションを待つことがとても大切です。
まとめ
- 猫の頭突きは額を押し付けて、相手に自分のニオイを付けている
- しっぽを立ててすりすりと近づいていくのは、立場が下の猫が行う
- 頭突き・すりすりには、挨拶や愛情表現の意味がある
- 頭突き・すりすりをされた時は、動かずに受け入れて撫で返すと良い
猫の頭突きやすりすりは、挨拶や愛情表現です。
猫にとって大好きな人にしかしない行動なので、飼い主にとってはとても嬉しいことですね。ぜひ受け入れて、撫で返してあげましょう。
また、しっぽをピンと立ててすり寄っていくのは下の立場の猫が行う行動で、猫同士では子猫から母猫へ・他の猫からボス猫へ見られることが多いです。
猫からの「大好き」のサインを見逃さずに受け入れて、猫も人も快適に暮らせると良いですね!
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