保護猫と聞いて、どんな猫を思い浮かべますか?
ケガをして、ガリガリに痩せた猫などを思い浮かべる人が多いかもしれません。そういった猫がいることも事実ですが、実際には人からご飯を貰って暮らしている野良猫が多いのも事実です。
保護猫を迎えようと考えている人向けに、保護猫について紹介します。
猫を迎える方法は、こちら。↷
まとめ
- 保護猫の背景は、元野良猫・多頭飼育崩壊・ブリーダー崩壊など様々ある
- 保護猫のほとんどは雑種
- 保護猫の警戒心が強くビビりな性格は、外で懸命に生きてきた証拠
- 子猫は人に慣れやすく、成猫は人に慣れれば甘えん坊になる可能性もある
保護猫とは
保護猫には、元野良猫・多頭飼育崩壊からの猫・元繁殖猫などがいます。
それぞれの詳細は下の記事に書いていますが、どういった経緯で保護された猫か、いつ保護されたのかによって人慣れ具合は変わってきます。
子猫のうちから人と接している猫は人をあまり怖がらず懐くのが早いですが、人とあまり接していなかった猫は人慣れに時間がかかります。
どんな猫種?
どこから来た保護猫かにもよりますが、保護猫は雑種が多いです。
元々人に飼われていた猫やブリーダー崩壊から保護された猫には、一部純血種がいますが血統書はない事が多いです。
どんな猫種であっても猫は可愛いのですが、種類によってかかりやすい病気や基礎疾患を持っている事もあるので、描種を知ることも大切です。
保護猫の性格は?
保護猫の性格は、その猫の保護された背景によって様々ですが、一般的には人に慣れづらいです。過酷な環境で生きてきた猫は、警戒心が強くないと生き残っていけないので当然ですね。
特に母猫は子猫を守るため警戒心が強くなりがちですし、ビビりで警戒心が強い猫は、それだけ懸命に生きてきたということです。
子猫の場合
子猫の場合、比較的人に慣れやすい傾向にあります。が、預かりボランティアとして、成猫・子猫を預かってみて、人慣れに必要な期間はあまり変わらないかなとも感じました。
子猫は、外で暮らしていた時に、警戒心の強い母猫に育てられているため警戒心は強いです。
ただし、子猫は好奇心が強い時期ということもあり何ににでも興味を持つので、その中で人にも興味を持って、次第に慣れてくるといった感じです。
成猫の場合
成猫の場合は、外で暮らしていることが多いので警戒心が強いです。野良時代に、外で人からご飯を貰っていた猫は人慣れが早い傾向にあります。
成猫は外では一人で生きてきたので、一見自立した猫が多いように思いますが、一度人に慣れると、甘えん坊になる猫も多いです。
保護猫を迎える時の心構え
保護猫は、基本的に人に慣れるのに時間がかかるものです。
まれに犬のような性格の猫を希望する人もいますが、そもそも猫は犬とは違いますし、ビビりな性格の猫も多いです。
保護猫の背景をきちんと理解したうえで、気長に猫のペースで慣れてくれればOKという気持ちで接する事も大切です。
直ぐにスリスリと寄って来て撫でさせてくれる猫が可愛いのはもちろんですが、ビビりな猫が徐々に慣れてくれる過程も楽しいものです。
まとめ
- 保護猫の背景は、元野良猫・多頭飼育崩壊・ブリーダー崩壊など様々ある
- 保護猫のほとんどは雑種
- 保護猫の警戒心が強くビビりな性格は、外で懸命に生きてきた証拠
- 子猫は人に慣れやすく、成猫は人に慣れれば甘えん坊になる可能性もある
保護猫の保護された経緯は様々ありますが、多くは人に慣れておらずビビりな性格の猫が多いです。
これから保護猫を迎えようかなと考えている人は、そういった猫一匹一匹の背景をきちんと理解して、猫のペースに合わせて気長に付き合う心構えを持っておきましょう。
猫は、人とも犬とも違う動物で、それぞれに個性や性格があります。そんな当たり前なことを忘れずに、猫を尊重する気持ちを持つことが大切です。
猫の気持ちやペースに合わせて気長に付き合いながら、猫も人も快適に暮らせると良いですね!
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