猫もストレスを感じる動物ですが、人間とは異なり言葉を話せないので、行動に現れます。
猫を飼っている人の中には、「最近問題行動が増えたな」「前はこんな事しなかったのに」という経験があると思います。
猫のそんな行動は、実はストレスのサインかもしれません。
そんな人向けに、猫がストレスを感じているサインを5つ紹介します。
猫がリラックスしているサインは、こちら。↷
まとめ
- 猫もストレスを感じることがある
- ストレスは体調不良につながることもある
- ハゲが出来るほど毛づくろいをする・粗相・ご飯を食べないなどはストレスを感じているサイン
- 日頃から猫の様子や体調を観察し、変化があれば気付けるようにしておく
猫にとってストレスとは?
人間と同じで、猫もストレスから健康に影響が出ることがあります。
また、人間からすれば些細なことでも猫にとっては大きなストレスとなる事もあるので、猫の体調や行動の変化に気を付けて、猫がストレスを感じにくい飼育環境作りをしましょう。
猫がストレスを感じているサイン
以下に、猫がストレスを感じている時のサインを5つ紹介します。
過剰に毛づくろいをする
猫はストレスを感じると、過剰に毛づくろいをすることがあります。
過剰に毛づくろいをすることでハゲが出来てしまったり、飲み込む毛の量が増えることで嘔吐回数の増加にも繋がります。
毛づくろいをすること自体は問題ないですが、ハゲが出来るほど舐めてしまっている場合はストレスを感じているサインです。
粗相をする
猫がトイレ以外の場所で排泄をするのも、ストレスのサインの1つです。
猫砂やトイレの場所など、トイレ環境が変わっていないのに粗相をすることが増えた場合は、ストレスを感じているサインです。
トイレ環境を変更した場合は、変更後の環境が気に入らないというサインなので、元に戻すのが良いでしょう。
ご飯を食べない
ご飯を食べないのも、猫がストレスを感じているサインです。
保護されたばかりの保護猫も直ぐにはご飯を食べない事が多く、飼い猫の場合は模様替えや引っ越しなどの環境の変化からのストレスを感じている可能性があります。
慣れるまで様子を見ながら、嗜好性が高く水分も取れるウェットフードを与えるなど工夫してみてください。
成猫で丸2日、子猫であれば1日ご飯を食べないと健康被害につながる事があるため動物病院で診てもらうことをおすすめします。
じっと隠れて出てこない
ソファーなど何かの陰に隠れて出てこない場合も、猫がストレスを感じているサインです。
野生下の猫は、弱っている姿を見られると攻撃されたり命に関わるため、体調が悪いとひっそりと陰に隠れます。
飼い猫も体調が悪いと物陰に隠れて出てこなくなるため、ストレスからの体調不良を感じている可能性があります。
ストレス源の改善をしつつ、ご飯を食べないなど他の症状も出ている場合は、一度動物病院で診てもらうことをおすすめします。
攻撃的になる
今まで温厚で大人しかった猫が急に攻撃的になるのも、猫がストレスを感じているサインです。
新たに猫を迎えた時に、先住猫が攻撃的になるなどの場合があります。
攻撃的になると猫本人や周りの人・猫がケガをする可能性があるため、ストレス源を取り除き、猫同士を対面させないなどの工夫が必要です。
その他
その他にも、猫がいつもと違う行動をしていたり、変わった様子が見られる場合にはストレスを感じている可能性があります。
日頃から猫の状態や様子を観察しておき、体調や様子の変化に気付けるようにしておくことが重要です。
まとめ
- 猫もストレスを感じることがある
- ストレスは体調不良につながることもある
- ハゲが出来るほど毛づくろいをする・粗相・ご飯を食べないなどはストレスを感じているサイン
- 日頃から猫の様子や体調を観察し、変化があれば気付けるようにしておく
猫も人間と同じように、ストレスが体調不良に繋がることがあります。そのため、猫がストレスを感じているサインを見逃さない事が重要です。
ハゲが出来るほど過剰に毛づくろいをする・粗相をする・ごはんを食べない・物陰に隠れて出てこない・攻撃的になる等は、ストレスを感じているサインです。
そのような行動が見られる場合には、ストレス源を探して対処しつつ、体調の変化が見られれば動物病院の受診も考えましょう。
猫のストレスのサインを見逃さず、猫も人も快適に暮らせると良いですね!
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