猫には、触られて嬉しい場所と嫌な場所があります。
もちろん個体差はありますが、大まかに決まっているので、猫に好かれる触り方と一緒に紹介します!
猫との適切なスキンシップの参考にしてください!
キャットタワーについては、こちら。↷
まとめ
- 頭や頬、顎の下と背中は撫でられるのが好きな猫が多い
- 足やお腹、しっぽは触られるのを嫌がる猫が多い
- 適切なスキンシップは健康チェックにもなる
- 猫の機嫌や気分に合わせて、適切なスキンシップをとる
猫が喜ぶ場所
猫は全身を毛づくろいする動物で、基本的には自分で毛づくろいが出来ない場所を撫でると喜びます。
以下は、特に猫が気持ちが良いと感じる部分です。
頭
頭や耳の辺りは、撫でられると猫が喜ぶ場所です。額や頬には、ニオイを出す分泌腺があり、自分では毛づくろいが出来ない場所なので、好きな猫が多いです。
猫同士でも、頭や頬の辺りを毛づくろいしているのをよく見かけますよね。
スキンシップに慣れていない猫の場合、ごく短時間、頭を撫でる事から始めると良いです。
顎の下
顎の下や首辺りも、喜びます。
ここも自分では毛づくろいが出来ないので、気持ちが良いようです。
指先で掻くように撫でると、リラックスする猫が多いです。
背中
背中も猫が好きな場所です。
毛流れに沿って、優しく撫でてあげると喜びます。
ただし、背中を撫でるのは頭や顎の下を撫でてリラックスした後が良いです。
猫が嫌がる場所
攻撃されると致命的となるような弱点や、敏感な場所は、触られることを嫌う猫が多いです。
猫に認められて仲良くなると、触らせてくれることもありますが、無理に触ると嫌われる可能性が大きいので注意が必要です。
足
猫の足先や肉球は敏感な場所なので、触られるのを嫌う猫が多いです。
爪を切る場合も、強く握らないように注意してください。
肉球がかわいくて、ついつい触ってしまうと思いますが、嫌がられるのでほどほどにしておきましょう…。
お腹
お腹は、攻撃を受けた時に致命的な損傷を受ける可能性がある為、猫にとっては急所です。
その為、ほとんどの猫が触られるのを嫌がります。
写真のように、お腹を出して寝ているのを見るとかわいくて、ついつい触ってしまいますが、ほどほどにしておきましょう。スキンシップに慣れていない猫には厳禁です。
しっぽ
しっぽは敏感な場所のため、触られるのを嫌がる猫が多いです。
踏んだり、強く引っ張ったり、折れ曲がっている鍵しっぽを伸ばしたりは絶対にしてはいけません。
しっぽでの感情表現については、こちら。↷
腰
腰には多くの神経が集まっており、猫にとって敏感な場所です。その為、嫌がる猫もいます。
ただし、写真のように腰をトントンと叩かれるのを喜ぶ猫もいます。
喜ぶ猫と、嫌がる猫両方いるので、飼い猫がどちらのタイプなのか見極めることが大切です。
よわ~い力でトントンと叩いてみて、逃げたり嫌がるようなら無理に触らず、他の方法でスキンシップをはかりましょう。
注意点
以上に触られて猫が喜ぶ場所と、嫌がる場所を挙げましたが、その好き嫌いは猫によって異なります。
飼い猫が触られて好きな場所や嫌いな場所を把握して、より良いスキンシップに役立ててください。
体の色々な場所を触ることはスキンシップ以外にも、健康チェックにもつながるので、出来るだけ触れる範囲を増やしておきたいですね。
触らせてくれるかは、その時の猫の機嫌や気分にもよるので、適切なスキンシップを健康チェックの参考にしてみてください。
まとめ
- 頭や頬、顎の下と背中は撫でられるのが好きな猫が多い
- 足やお腹、しっぽは触られるのを嫌がる猫が多い
- 適切なスキンシップは健康チェックにもなる
- 猫の機嫌や気分に合わせて、適切なスキンシップをとる
猫にも触られるのが嬉しい場所と、嫌な場所があります。嫌な場所を執拗に触ると、もちろん噛まれます。
飼い猫はどこが良くて、どこが嫌なのかを把握して、適切なスキンシップをとりましょう。
適切なスキンシップをしていれば、異変に気付きやすくなり、健康チェックにも繋がります。
猫とのスキンシップを楽しみながら、猫も人も快適に暮らせると良いですね!
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