これから猫を迎えようと考えている人は、子猫と成猫どちらが良いのか、その違いについて気になると思います。
単純に飼いたいという気持ちだけでなく、自身が飼い続けられるかどうかも重要なポイントです。それぞれの飼い主や家庭によってライフスタイルが異なるので、自分の状況に合った猫を迎えるようにしましょう。
子猫と成猫の違いについて紹介するので、猫を迎えたいと考えている人はぜひ参考にしてください!
保護猫については、こちら。↷
まとめ
- 子猫と成猫では外見や性格・体調など様々な面で違いがある
- 自分のライフスタイルや家庭の状況に合う猫を選ぶ事が大切
- 衝動的に飼うのではなく、時には自身の環境を変える覚悟が必要
子猫と成猫
一般的に、生後6ヶ月までの猫を子猫、それ以降を成猫と言います。
生後6ヶ月頃から体調が安定し始めます。ただし、体の成長は12ヶ月頃まで続きます。
猫と人の年齢の早見表は、こちら。↷
子猫と成猫の違い
子猫と成猫では、下記のような違いがあります。
新しく猫を迎えようと考えている人は、自分のライフスタイルや家庭環境を考慮して選びましょう。
外見
子猫は体調が不安定ではあるものの、その分目に見える成長が大きいです。1週間でも違いが分かるほど大きくなるので、成長を見守る楽しさがあります。
成猫の場合は、既に体は出来上がっているので、外見的な変化は少ないです。夏と冬では毛量が変わったり、シャム系の猫は毛色が変わることがありますが、その変化は子猫と比べると小さいです。
性格
子猫の場合は、性格が出来上がる前なのでこの時期に人や他の猫や動物に慣れさせておくと友好的な猫に育ちます。
成猫の場合は、既に性格が出来上がっています。子猫時代にどんな環境で育ったかによって、友好的な性格やビビりな性格などに分かれます。成猫になってから人慣れをすることも出来ますが、時間がかかることが多く、ゆっくり慎重に進めなければなりません。
体調
人間と同じように、子猫は体の成長段階にある為、体調を崩しやすく健康管理にも気が抜けません。
対して成猫の場合は、比較的体調が安定していることが多く、猫だけのお留守番も可能です。
世話の頻度
子猫の場合は、食事の回数が多かったり、体調不良時の通院など世話の手間がかかることが多いです。また、運動量が多く活発で、家具や壁での爪とぎなどの人間にとっての問題行動をすることもあります。
対して成猫の場合は、比較的落ち着いており、日常をルーティーンのように過ごすことが多いです。一度に食べられるご飯の量も増えるため、食事の回数も少ないです。
子猫と成猫どちらを飼う?
新しく猫を迎えたいと考えている人は、子猫と成猫どちらが良いのでしょうか?
猫を迎える場合は、外見の好みだけでなく、世話の手間や迎えた後きちんと終生飼育出来るかなどを考慮して選びましょう。
仕事で家を空ける時間が長い人は子猫をつきっきりで世話をするのは難しいでしょうし、小さい子供がいる家庭では人慣れしていない猫を迎えるのは難しいと思います。
衝動的に飼うのではなく、自分や家庭の状況と合う猫を選んで、合わない場合は環境を変える努力も必要となります。
まとめ
- 子猫と成猫では外見や性格・体調など様々な面で違いがある
- 自分のライフスタイルや家庭の状況に合う猫を選ぶ事が大切
- 衝動的に飼うのではなく、時には自身の環境を変える覚悟が必要
新しく猫を迎えるとなると、嬉しくてワクワクして、現実が見えなくなりがちですよね。
猫を迎える場合は、衝動的になるのではなく、自身や家庭の環境に合う猫を選ぶ事が大切です。また、時には自身の環境を変えなければならないかもしれません。子猫であれば15年20年と生きるので、きちんと最後まで飼い続けることが出来るのかも考えておきましょう。
実際に飼ってみて思っていたのとは違ったとならないように、きちんと準備をして、猫も人も快適に暮らしていきたいですね!
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