猫が横になってお腹を見せたり、くねくねゴロゴロと動くのを見たことがありますか?
かわいい~!と思って、迂闊に手を出すと蹴られたり、噛みつかれた経験のある人も多いと思います。遊びに誘われたのに、え、なんで?と疑問に思いますよね。
そんな人向けに、猫がお腹を見せる理由を紹介します!
その他の猫の生態については、こちら。↷
まとめ
- 猫がお腹を見せるのはリラックスしている時や、反撃しようとしている時
- 猫がお腹を見せている時は、無理に触ったりせずにそっと見守る
- 無理に触ると蹴られたり噛みつかれたりするので、注意が必要
お腹を見せるのはどんな意味?
猫がお腹を出して寝ている場合、以下の理由が考えられます。
犬の場合は、お腹を見せる=降参・服従のサインですが、猫の場合は意味が違うので犬と猫の違いについて理解しておきましょう。
リラックスしている
猫がお腹を見せて寝ている時は、とてもリラックスしています。猫にとって内臓が沢山詰まっているお腹は急所なので、お腹を見せている=リラックスしている状態なのです。
また、なにかあった時にすぐに逃げられる伏せの体勢とは違って、すぐに逃げられない体勢の為、敵がいない安心できる場所でしか見ることは出来ません。
飼い猫が近くでこのポーズで寝ている時は、飼い主を信頼し安心してくつろいでいるので、飼い主としてはとっても嬉しいですね!
反撃しようとしている
いたずらをしたり、飼い主に怒られた時に猫がお腹を見せるのは、反撃しようとしているかもしれません。
お腹を見せる仰向けの体勢は、急所であるお腹をさらしているデメリットはありますが、前足と後ろ足が使えるというメリットもあります。その為、喧嘩になりそうな場合は、4本の足を使って反撃をしようとしているのです。
また、この時に飼い主がかわいいと思って叱るのをやめるとその事を覚えており、このポーズをすれば叱られないと思っている可能性もあります。
飼い主はどう対応したらいい?
猫にお腹を見せられた時、飼い主はどんな対応をすればいいのでしょうか?
リラックスしている
猫がお腹を見せてリラックスしている時には、無理に触ったりせずにそっとしておきましょう。寝ている場合は起こしてしまうので、写真を撮る程度にしておきましょう。
反撃しようとしている
いたずらを叱った際に仰向けのポーズをされた場合は、無理に触ると反撃を食らうことがあるので、そっとしておきましょう。
猫はジャンプ力が高く、その分足の筋肉も発達しているので、足で蹴られるとケガをしてしまいます。また、前足でしっかりと手を固定して後ろ足で蹴ってくるので、振りほどくのも一苦労します。
まとめ
- 猫がお腹を見せるのはリラックスしている時や、反撃しようとしている時
- 猫がお腹を見せている時は、無理に触ったりせずにそっと見守る
- 無理に触ると蹴られたり噛みつかれたりするので、注意が必要
お腹を見せるポーズは、犬では降参や服従の意味がありますが、猫ではその意味が異なるので注意してください。
お腹を出してリラックスして寝ている猫を無理やり触ったり、飼い主に叱られてお腹を出している猫をかわいいと思い触ると、思わぬ攻撃を食らうことになるので、十分に注意してください。
また、最初は手加減している猫も、しつこく触ったり構うと本気で反撃してきます。噛まれたり、引っかかれたりと流血騒ぎになりかねないので、お腹を出している猫はそっとしておきましょう。
猫の行動の意味を理解して、猫も人も快適に暮らしたいですね!
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