預かりボランティアの活動内容や、始めるための条件などを、詳しく紹介します!
預かりボランティアってなに?
預かりボランティアとは、保護した野良猫の里親さんが決まるまで飼育するボランティアの事です。
大きな役割は、以下2点です。
- 健康に飼育すること
- 人との暮らしに慣れさせること
まずは、猫の健康を維持して飼育することが大事です。
病気やケガの治療中の場合は、治療の継続が必要ですが、治療が終わっている場合は、その健康を維持することが最も重要です。
その為には、飼育環境を整えることや猫と正しく接する必要があります。
また、元野良猫と言っても、人への慣れ具合は個々によって全く違うので、あまり慣れていない猫の場合は、人との生活に慣れてもらうことも必要です。
人に慣れていて、人が好きな猫の方が里親さんが決まりやすいという現状もあるので、猫の今後の生活を考えると、人に慣れさせる事も預かりボランティアの重要な役割です。
預かりボランティアになるための条件は?
預かりボランティアをやるための条件は、主に以下3点です。
- 同自治体に在籍・在勤していること
- 18歳以上
- 役割をしっかりと全うできること
私の登録している保護団体は、自治体に登録されている団体なのでボランティア登録時に誓約書などの提出は必要です。
その為、上記のような条件をクリアしていることが必要です。
条件は、保護団体によっても異なるかとは思いますが、しっかりと活動をして、その責任を負う必要はあるのでどこの団体でも、上記のような条件はあるかと思います。
実際の活動内容は?
預かりボランティアの実際の活動は、主に猫を飼育し、譲渡会へ参加することです。
上記にも書いたように、預かりボランティアの役割は、猫を健康に飼育して里親さんへ引き渡すことなので、日常の主な活動は猫の飼育となります。
また、里親を決めるための譲渡会へ猫とともに参加して里親希望の方へ、猫の性格やいつもの様子、可愛さをPRする事、どういった人がその猫に合いそうかなどの、里親さんの見極めも重要な役割です。
猫の飼育には、エサやりやトイレの掃除、猫用品の購入の他に、猫が具合が悪い場合は病院へ連れていくなども含まれます。
治療費は保護団体から出ますが、エサ代やトイレ砂、猫用品の購入費は預かりボランティア負担となります。
(保護団体によって異なります)
まとめ
- 預かりボランティアとは、猫を健康に飼育し、人に慣れさせる役割
- 条件は、18歳以上できちんと活動をして、その責任を負うこと
- 主な活動は、猫を健康に飼育し譲渡会へ参加すること
- 治療費は保護団体負担、飼育費は預かりボランティア負担
預かりボランティアは猫の飼育だけでなく、譲渡会への参加も必要なので少しハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、そんな人は、一度譲渡会を見に行ってみることをおすすめします。
動物愛護センターだけでなく、大きなショッピングセンターの一角や、住宅展示場での開催など身近な場所で開催されていることも多いので、一度検索してみてください!
元野良猫の飼育なので、難しい場合もありますが、慣れるまでの過程も楽しみながら、猫達のより良い猫生に繋がればうれしいなと思います!
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